ハロー皆さん、ゴリラです!
自己紹介の投稿でもお伝えしましたが、ゴリラは現在約1年間の育児休業を取得しております。次男の出産と同時に、育児休業に入った形ですね。長男が生後6ヵ月の時にも3か月ほど取得した実績があります。
今回は、男性で育児休業の取得を考えているが、なかなか取得申請に踏み切れないという方向けに自身の経験談をまとめてみました。
長くなりそうなので、①と②に分けて投稿していきます。①(本記事)では、育児休業のメリットとデメリットについて、ゴリラの体験談を交えながら解説していきます。
結論を先に申し上げますと、ゴリラは育児休業取得大賛成派でございます。男性向けの記事ではありますが、育児休業取得を迷う夫を持つ女性にも読んでいただいて、夫婦で育児休業について話し合う一つの参考資料になれば幸いです。
育児休業ってどんな制度?
まずは、育児休業の制度内容を確認していきましょう。
育児休業
子が1歳に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能。
産後パパ育休(出生児育児休業)(2022年10月~)
子の出生後8週間以内に4週間まで、2回に分割して取得できる。
労使協定を締結した場合は、労働者が合意した範囲で休業中の就業も可能。
厚生労働省HPより
要するに、子どもが生まれてから1歳(両親共に育児休業を取得する場合は1歳2か月)になるまでの間、最大で1年間、仕事を休業して育児に専念できますよという制度です。
産後パパ育休については、通常の育児休業とは別に、より男性の育児参加需要が高い期間を対象としたものですね。なお、2回に分割しての取得は、育児休業も産後パパ育休も可能です。
そもそも男性が育児休業を取得する必要があるの?
この問いに対して、パパゴリラは自信をもって再度こう答えます。
あります!!!絶対に取得した方がいいです!!!!
もちろん、育児休業を取得することのデメリットも考えられます。しかし、ゴリラは、全ての男性が育児休業を取得するべきだと感じています。理由はいくつかありますが、まずは、育児休業を取得した場合のメリットとデメリットを整理していきましょう。
育児休業を取得するデメリット
育児休業中は収入が減少する
育児休業中は、「育児休業給付金」が支給されますが、支給額は休業開始時賃金の67%(休業開始から6か月経過後は50%)となり、休業前よりも収入が減少します。
したがって、育児休業前よりは、節約した生活を送る必要があります。我が家も、育児休業前は週に1日程度は外食でしたが、育児休業に入ってからは買い物を安く済ませて家で料理するようにしています。
昇進が遅れる可能性がある
所属している会社等にもよると思いますが、育児休業を取得した後に閑職に異動になる可能性があるようです。
実際に、クレジットカード大手企業に勤める女性が、育児休業から復帰後、閑職に異動になったことに異議を申し立て、同社に損害賠償を求めた事例もあります。結果として東京高裁は女性の訴えを認め、同社に220万円の賠償を命じましたが、この例は育児休業を取得するリスクを表していますね。
周囲へ負担をかける可能性がある
残念ながら、育児休業に入る職員の代替要員を用意してくれる職場は、現状では極めてまれです。したがって、同じ職場の同僚の仕事量は必然的に増加してしまいます。
育児休業を取得するメリット
新生児期の我が子と触れ合うことで愛着がわく
新生児期にしっかりと関わりをもつことで、我が子に愛情を抱き、良好な親子関係がスタートできます。「父親の科学(ポール・レイバーン著)」によると、新生児期に子どもとの時間を多く過ごした父親は、その後の育児にも、自信を持って積極的に参加する傾向にあるとの研究結果もあります。
また、国立成育医療研究センターの研究によると、乳児期に父親と多くかかわった子どもは、16歳時点でのメンタルヘルスの不調を起こしにくい可能性があるとのことです。
つまり、新生児期に父親と子どもが密接に関わり合う事は、双方にとって良い影響を及ぼす可能性があるという事ですね。
著しく速い成長をそばで見守ることが出来る
ゴリラも日々実感していますが、子どもの成長は本当に早いものです。昨日できなかったことが、今日は出来た!なんてことは日常茶飯事です。
仕事で朝から晩まで外出していては、その成長の一部しか見ることが出来ません。しかも、接する時間が短いと、そもそも成長に気づくことが出来ません。
育児休業を取得していれば、子どもとの時間を確保できるので、間近で成長を感じることが出来ます。
出産直後のパートナーが身体の回復に専念できる
産後直後のお母さんの身体は、見た目以上にボロボロです。免疫力の低下、夜中の授乳で慢性的な寝不足、ホルモンバランスの変化など、不調を挙げていけばキリがありません。
少しの期間だけでも夫が家に居れば、家事全般を行い、少しでもパートナーが休む時間を作り出すことが出来ます。
パートナーとの会話が増え、より絆が深まる
育児休業中は、必然的にパートナー間の時間が増え、会話も増えます。出産の話、子どもの話、将来の話など、様々な話をする中で、パートナー間の理想の家族像が少しずつ固まっていきます。
子どもを育てていくには、まずは、パートナー同士の足並みを揃えていくことが大切ですので、2人の会話が増える事は非常に重要です。
空いた時間で自分のスキルアップを図れる
育児「休業中」とはいっても、家事に育児に実際はとても忙しいです。しかしながら、仕事をしている時よりは少しばかり時間に余裕が出来ます。その時間を利用して、読書や資格の勉強など、自己投資を行うことが出来ます。
育児休業中は、子どもに合わせての生活になるので、リズムが一定になりがちです。毎日の空き時間も固定されやすいので、自己投資を習慣化しやすい環境でもあると言えますね。
男性の育児休業って実際どうなの?【経験者談】②へ続く
本記事では、育児休業制度の概要と、育児休業のメリット・デメリットについて解説しました。次の投稿では、デメリットを軽減する方法と、育児休業を取得する際に気を付けないといけないことについて解説していきます。
この記事が参考になった方は、よろしければ次の記事もご覧ください。ゴリラらしからぬ真面目な記事になってしまいましたが、それだけ育児休業は取得した方が良いという思いは強いです。
少しでも、育児休業を取得し、家族の時間を大切にする方が増えれば嬉しく思います。
それでは、続き、いってみよー!
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